身体操作セミナー 8/19
元、春日大社の楽師さんで、コンテンポラリー和笛奏者 出口煌玲(龍笛、篠笛)さん私のと共同企画で、身体操作セミナーをしました。 煌玲さんはご幼少のころから和楽器や舞をやっておられ、武術にも大変造詣が深い方なので、本当に見事な身体の使い方をされます。
西荻窪の区民センターの会議室。
~アーティストのための~
とタイトルがついているにもかかわらず、やっぱり武道家さんばっかり。。;;
中国拳法道場K院のF先生をはじめ、お弟子の皆々様、それからご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。
最初はMちゃ♪担当で、フットマッサージとエアバルーン・イメージ・法。フロアエクササイズで、ストレッチとリラクゼーションをしました。エアバルーン・イメージ法は、煌玲さんとの共同開発のオリジナル・身体メソッドなのですが、呼吸法からリラクゼーション、その他幅広いジャンルで応用して使える色々なバリエーションを、私がさらに色々発展させているものです。
バルーンメソッドの最初の取り掛かりとして、数個の風船を体内にイメージして、そのボールに身体を動かしてもらうことにより無駄なアウターの緊張をとり、無理なくインナー感覚を起こしていくというものです。
実はこれは、ただのリラクゼーション・ストレッチではなく、「イメージ力」をUPして行くためのものなんです。
この延長線上で、一瞬にしてイメージのみでウォームアップ完了状態まで持っていったりとかって言うことが可能になってくるわけです。
1つの流派をシビアに踏襲し、身体を練って、きちんとモノにしていこうとする方には、あんまり必要が感じられないかもしれないです。
でも、複数の流派や武術を使い分けようとする人には、かなり有効です。一瞬にして、全く別のタイプの身体の使い方に、変換することも可能です。それも完全な形で人格が変わるように変換するなんてことも可能です。そのためには、もっと細かくバルーンを分割したり、全く違うバルーンパターンに切り替えたりと、もっと繊細にイメージを作っていかないといけないのですけどね。
で、実はこのイメージ法は通常では不可能に思われることを、可能にしてゆくための、最初の入り口なんですよ。
Mちゃ♪の演奏で、一瞬にしてROCK歌手から、クラシックの歌手に変貌していつの間にか民族音楽的な声に変わってたと思ったら、ボイパでパーカッションになってるみたいな、世間一般的な常識としては絶対ありえないって言われることも、こういったヘンタイ的イメージ力のなせる技です。笑
バルーン・イメージ法は、応用活用範囲がホントに広いんで、なかなか便利です。しかし、こんなトコまでやりたい人なんて、あんまりいないかな。。。 まあ、健康体操として、使っていただければ十分です。
呼吸法の内観は、瞑想法の要素も少し入ってますので、
【注意事項】はあります。
★身体の内側に目を向けるとき、必ず目を閉じきらないで薄く目を開けておくこと。
★バルーンを転がすなど、実際に体を動かす運動と必ずセットで行うこと。
★内観のみで長時間、根をつめてやらないように。
動きとセットでやりさえすれば、別に問題ないです。
フロアエクササイズで、リラクゼーションを皆さんにとっぷりやっていただいて、煌玲さんにバトンタッチしました。
煌玲さんのレッスンは、身体を割る、開閉による連動体のエクササイズ。そしてそれにもとづいて実際の身体の動きを確認して行きました。しかし煌玲さんの、柔軟な腸腰筋はほんとに素晴らしいです。しなやかで、見事に美しい動き。前回よりさらに、身体の使い方の精度が上がっているみたいに見えました。凄い。セイシャンの形の身体の開閉のヒントをもらったり、開閉を伴う追突きを解説してもらったり・・・。私も大変勉強になりましたあ。。
クールダウン、「バルーンで・・・」と予定外にふられたので、ちょっとパニック。
普段の自分のクールダウンをすればよかったなと、後で反省。下肢と腸腰筋ストレッチが足らなかった。すみません。
この次は完璧なクールダウンをご紹介します。
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